モモ
ミヒャエル・エンデ、『モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 』
「モモ、時間の国につく」
「これは星の時間をあらわす時計だ。」と、マイスター・ホラは言いました。「めったにあらわれないような星の時間を、確実に教えてくれる時計なんだが、ちょうどいまそういう1時間がはじまったところなのだよ。」
「星の時間て、なんなの?とモモはききました。
「いいか、宇宙には、あるとくべつな瞬間というものがときどきあるのだ。」とマイスター・ホラは説明しました。「それはね、あらゆる物体も生物も、はるか天空のかなたの星々にいたるまで、まったく1回きりしか起こりえないようなやり方で、たがいに働き合うような瞬間のことだ。そういうときには、あとにもさきにもありえないような事態が起こることになるんだよ。だがざんねんながら、人間はたいていその瞬間を利用することを知らない。だから星の時間は気がつかれないままに過ぎさってしまうことが多いのだ。けれどもし気がつく人がだれかいれば、そういうときには世の中に大きなことが起こるのだ。」(193-194)
「・・・時計というのはね、人間ひとりひとりの胸の中にあるものを、いわめて不完全ながらもまねて象ったものなのだ。光を見るためには目があり、音を 聞くためには耳があるのとおなじに、人間には時間を感じとるために心というものがある。そして、もしその心が時間をかんじとらないようなときには、その時間はないもおなじだ。・・・」(211)
・・・とつぜんモモはさとりました。これらのことばすべて、彼女に語りかけられたものなのです!全世界が、はるかかなたの星々にいたるまで、たったひとつの巨大な顔となって彼女のほうをむき、じっと見つめて話しかけているのです!(218)
モモは時間の国で体験したことを友達に話してあげたくなるが、マイスター・ホラに「ほんとうにそうしたいのなら、待つこともできなくてはいけないね。」言葉が熟しきるまで、モモは待たなくていけないと言われる。
モモと同じく、私が冬から春への移行に体験したさまざまな不可思議な出来事も、今、語れるものではない。モモとは少し違うのだけどね。ただ、驚いたことに、モモが時間の国で体験する以上のすごい体験をいろいろしていて、いつか、ここらの体験を語れるときがきたらいいなと思う。何というか、まだ信じられないことが多すぎちゃって。
最近、変な夢は、見なくなったと思うけど、やっぱり時間の感覚はすごくおかしい。モモにもあるように、でもこれって後遺症とかそういうんじゃなくて、時間というものの体質とは、そんなもんなのかな。
きょうは、薄暗い空の中に、船が1つ浮かんでいて、そこには何と1組のカップルが仲良く船にのっていたのです。高砂船みたいな雰囲気だったから、尚更びっくり。幻覚なのかなあ。時間がたって、夕ご飯を食べたあと、近所の猫に、鰆(さわら)を与えにいった。猫たちは、速攻、鰆を突っつき始めてのどをならしてむせながら喜んでいる。春だぜ、えさやり姉さん!とじろっと見られたよ。猫たちをながめたあと、さっき出ていた高砂船の空の場所を確認すると、そこにはお馬さんがひひーんと登場していました。いやだ、次は馬ですか。???まったくもって、わけわからないや。
病院で確認したんだけど、もう幻覚がでるような強い薬は飲んでいないでしょ!みたいに言われて、ううむ、なんだろなあ・・・
ねじまき鳥たちは相変わらずギーギーギィーギィー。桜が散る前まで勝負にでろよ!みたいな具合に鳴いているわけです。桜はほとんど散ってしまっている。とりあえず、冬が終わったことだけで、おめでたいじゃないか。それにいまは、モモ=ピーチ・モード![]()

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